大根 仁さんという監督さんがミュージックポートレイトにゲスト出演しているのを偶然見た。
有名な映画監督さんらしいが、私はそれまで大根さんを存じ上げなかったにもかかわらず、下積み時代の話にはグッとくるものがあった。
自分には才能がないと思っていたが、それでもこれしかないと思い、形にしてきたらしい。
人間、やはりないところから這い上がるのだなと思った。
ストイックが大事だ。
思い切り飛び込む勇気がいる。
かつての自分を振り返ると、自分を晒し者にする勇気がなかったんだろう。
勇気がなく出来ない理由を他人のせいにしていた気がする。
当時は勇気とはどういうものかのかわからなかったが、今こうして考えると、そこに身を置いてみること、自分の拙さを提出することなのかもしれない。
でももし当時に勇気を出して身を投じていても、成功したかはわからない。
今からでも勇気を発揮するチャンスは目の前にあるのだろう。
大根さんが選んだ10曲のうちのひとつ、エレファントカシマシの「優しい川」が良かった。
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