加藤透視さんが自伝を書籍にされているのがこちら。
「親のようにならない」が夢だった―裏社会から這い上がった経営者の人生大逆転物語
酒乱で暴力をふるう父親への恐怖が描写されている部分や、大人になってから十何年ぶりに再会する時の恐怖心の描写などが感動した。
また、暴走族や裏社会へ入っていく時の、自ら意識できている部分の心持ちとしては、エリート街道まっしぐらという感じだったのだとわかって意外だった。親への当てつけとかではなく、その時点では精一杯成功してやろうと思ってられたのだなと思った。
以前、大前研一さんが、自分は理系出身だから文系(ビジネス・経営)の世界ではロジックの組み立てが余裕だった、と語っておられたが、加藤さんも裏社会の約束や失敗した時の厳しさに比べたら表社会は甘く感じたと言っておられたのが共通点だと感じた。
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