機関車トーマスの中では承認欲求が当たり前の事として描かれている。
ちょっとしたトラブルで自分の仕事が仲間に取られてしまって困ったり、
機関車を動かす事が出来ないトラブルにより、
「今日は誰の役にも立てなかった」
と嘆く機関車が描かれている。
なんというリアリズムだ!
仕事とは、人の役に立っているという実感があり、やっていて誇らしく、また自分が楽しく行う事が出来る、自分が保有している役割、という風に描かれている。
そして、ちょっとした日常のトラブルや出来事により、その立場が失われそうになり、反省する、といった物語だ。
現在の日本では、反省するような事は何も無いのに立場を脅かされるのが当たり前だ。
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