突発性難聴の記録

2019年6月23日(日)

夜中に肺の後ろをわしづかみにされたような背中の痛みで目が覚めた。

たまに起こる発作のような痛みは、今までも5年に一度くらい発症している。

ばらくしても痛みが消えなかったので、リビングでゴロゴロしていたらいつのまにか眠っていて、痛みは消えていた。

2019年6月24日(月)

仕事中、朝10時頃、なんだか頭がのぼせた時のような立ちくらみのような、頭がジーンとして重くなったのに気づいた。
しばらくしても引かないので、どこに症状があるのか感じ取ろうとしたら、耳がつまったような感じで、高血圧な感じがした。
耳抜きをしてみても全く効果はなかった。
頭の閉塞感は一定レベルで固定しているような変な感じだった。
仕事に夢中になっていると、いつのまにか忘れている事もできた。
が、治ったのかなと思い、頭の状態に気を向けるとやはり症状は継続している事に気づく。
頭の閉塞感が現在進行形で活性中と感じる理由が、耳鳴りだとしばらくして気づいた。
それでも、他の事に気を取られていると、忘れている。
左右の状態に偏りはない。

耳の状態

耳の詰まった感じと耳鳴りが左右均等。 高血圧ってこんな感じなのかなって症状。逆立ちして血が頭にのぼった感じ。

2019年6月25日(火)

朝、今日は休暇日だが、忘れていた症状が、今も継続している事に気づいた。
さすがに1日経過しても改善してないのは何かあるなと思い、ママに昨日からの症状を伝えた。
ちょうど今日は小学生の子供の臨海学校の代休日で有給をとっていたから、病院に行く事にした。
脳梗塞とか心筋梗塞だといけないので、まず総合病院という事で星ヶ丘医療センターにいく事にした。
朝、星ヶ丘医療センターに行くと、診療科の前にまず医療相談を受ける事になった。症状を言うと、突発性難聴の部分に反応された。しかし今日は耳鼻科は休診日だと言う。急を要するから、他の耳鼻科に行った方がいいから、調べるとの事。駅前の耳鼻科診療所の名前をちらりと出されたが、特にどこでも大丈夫だからと、まず地元の耳鼻科に行ってくれと言われた。
今日は星ヶ丘での内科はどうするかと聞かれたので、一応受けたいと言うと、申告内容から、背中の大動脈の脳血管の異常のスクリーニングとして、胸のレントゲンと血液検査をして、問題は無かった。
昼から鶴原耳鼻科に行こうと思ったが、休診日だと言う。
なので、駅前の耳鼻科診療所に行く事にした。
行くと、まず鼓膜の見た目は問題なし。チンパノメトリー検査で、鼓膜の可動性も問題なし。機能検査をすると、オージーグラフで左の低音部が正常値以下になっていた。右の高音部が下がっているのは誤差だろうとの事。
低音用の音叉で左右の聞こえを確認すると、ボリュームが8対2位のチームの違いで聞こえた。
突発性難聴との診断。
治療はステロイドと決まっていて、入院での対応となるとの事。だが、まだ程度が軽いので、まずは循環促進剤で治る可能性が高い。もし治らなかったら、その時点で入院となる、との事。また、人から即入院を勧められるかも知れないが、患者の判断により対応可能との事。
一旦、わかりましたといって薬をもらって帰ってきた。

耳の状態

思い出すと耳のつまった感じと耳鳴りの症状が継続しているといった感じ。

2019年6月26日(水)

今日の予定。まず一旦は出社して仕事を1週間休む段取りをする。朝9時半になったら病院に電話して入院対応を希望する。
ある程度行程が見えたら、会社に1週間休む事を告げる。
残った時間で仕事の引き継ぎをする。
場合によっては今日早退するケースも念頭に置いておく。
病院に電話をして入院対応希望と伝えた。本日受診してくださいとの事。1週間休む段取りをした。

16時で早退し、17時に駅前耳鼻科診療所に行った。
具合はどうですか。良くなっていたら入院は必要ないんですけどね。
耳鳴りは少なくなってきました。
ほーほー。
ただ、アプリで聴力検査したらあまり良くなっていませんでした。
アプリとかを使ってもらうのはいいですよ。
紹介先ですが、関西医大か枚方市民か星ヶ丘とか、どこか希望はありますか?
どこって言うのはないですけど、娘が関西医大にかかっています。
ほーほー、じゃあ関西医大にしますか?ただあそこはベットの空きが少なく、飲み薬でって言われる可能性が高いです。おこられたら嫌なんであらかじめ言っておきます。
入院のつもりでいますので入院できるところでお願いします。では星が丘に紹介状を書きます。

耳の状態

会社と駅前耳鼻科へ。表面的な症状は治まった感じ。ただ自分の声は、左の耳の奥でこもって反響している。左低音部難聴と知ったからか、左に症状が感じる。

2019年6月27日(木)

今日から会社は休み。朝ママと子供たちを見送ってから、シャワーを浴びて、一旦帰ってくるつもりで星ヶ丘へ車で行った。診察に昼頃までかかり、このまま即入院となるとの事。
金魚の餌やりとメルカリで売れた本の発送、バスへの乗り直しがあるから、外出扱いで一旦帰って16時の点滴に間に合うように帰ってくる事になった。
4時から点滴をして、錠剤を3種類のむことになった。
入院は初めてなので、勝っても分からず、案内も後手後手だったので、なかなか慣れるまで忙しかった。

耳の状態

症状は昨日と変わらず。聴力検査で昨日と同じ結果が出た。ちなみに右の高音部は加齢によるものなので異常ではないとの事。

2019年6月28日(金)

入院二日目、初めての朝。

耳の状態

左に耳の詰まった感じが再発。自分の声の反響も少しひどくなった。昼の聴力検査でも少しレベルが下がっていた。

2019年6月29日(土)

点滴で血液が逆流する事象が発生し、薬が若干少なかったかも?夕方に点滴チューブを外してもらった。

耳の状態

耳の状態は変化なし。やはり、左に電気が走っているような幕が貼っているような違和感がある。イヤホンでテレビを見ていても左のボリュームが小さく低音が聞こえていない。

2019年6月30日(日)

今日から点滴は右にしている。

耳の状態

耳の状態は変化なし。やはり左だけビビビっと電気が通っているような、ふたが閉まったような違和感が継続している。耳鳴りは左右から均等に聞こえる。

コンビニへお菓子を買いに1回へ降りると、廊下に響いている空調の音がごうごうと頭の中に響いてめまいがしそうになる。

頭の中で騒音が大きくなり耳をふさぎたくなるような感覚。

2019年7月1日(月)

耳の状態

室外へ出て、空調がある場所へいくとやはり昨日と同じで、頭にぐわーっと騒音が鳴り響き、左の耳が耳栓をしたようなつまった感じになる。

耳鼻科の聴力検査を行った結果、聴力が悪化していた。
左耳の話だが、45dbに落ちていた。当初は35dbだった。25db以下が正常で、その次が軽度難聴、40以上は中度難聴だそうだ。

今日くらいには良くなって、水曜日に退院と思ってたんだけどな。今後、飲み薬で対応もできるけどどうします?それかもう一週間入院して対応できますか?

という事になった。

こちらが、当初できるだけの対応をお願いしたいと言って入院となった。なのでしっかり治療したいと希望した。

初め症状が軽かったからくまざわの対応も理にかなっている。

突発性難聴は一般的に3分の1の人は元に戻るけど、3分の1の人は改善せず、残りの3分の1での人は悪くなる。今回の場合は症状が軽かったので、それなりのつもりで対応したが、今となっては軽い症状とは言えなくなってきているので、できるだけの事はしておく方針にしましょう、という事で、薬を増やしてもう1週間やってみるって事になった。

今日からステロイドを増やしたところから再スタートし、他の種類の薬も追加していくとの事。

今日は朝のステロイド(プレドニン)に加えて、夕方にもステロイドの点滴をした。さらに19時から2時間は別の薬(アルプロスタジルアルファデスク)の点滴も行った。

最初の一週間
プレドニン 30ml→10ml

今後の予定
プレドニン 9時から1時間 100ml→
アルプロスタジルアルファデスク  19時から2時間

音楽療法は自分で勝手に始める事にした。
spotifyでモーツアルトを左だけモノラルで聞く。
音量はどうすればよいかわからなかったので、少し小さめの音量でカナル型イヤホンを両耳にはめつつ、音は左からだけ鳴るようにiPhoneXRをセットした。

2019年7月2日

耳の状態

今日は自覚症状は変化なし、もしくは若干回復しているようにも感じる。

耳の奥のゴワゴワ感というか閉塞感というか音に反応して痙攣しているような感覚はあるものの、耳鳴りは少し緩和したような気がしないでもない。

今日からプレドニンは90mlだ。

ちなみに飲み薬は初めの一週間は、

  • アデホスコーワ
  • メチコバール
  • ファモチジン

これにイソバイドが追加となった。

2019年7月3日(水)

耳の状態

左は症状継続。詰まった感じと耳鳴りはまだまだ存在している。ひどくなっているようにも感じる。昨日が少しましな気がしていた分、今日はぶり返しているようにも思える。

ステロイドは朝から60mg点滴した。

飲み薬は、朝はメチコバールとアテホスコーワ。

2019年7月4日(木)

耳の状態

昨日の深夜にケータイで聴力検査をすると、かなり悪くなっていて驚いた。ちょっと落ち込んだ。次の手立てを考えなければと思いネットを見てみると、水を大量に飲む対処が書いてあった。そうだ、入院してからコーヒーばかりちびちび飲んでいて、水分が十分とは言えない。今からでも水分を取ろうという事で水を飲み始めた。

そして今日朝、耳の閉塞感を感じ取ろうとしてみると、なんだか少し軽くなっているような気がした。さっそくケータイで聴力検査をすると、若干良くなっている。

少し安心した。

今日はプレドニンは60mgだった。

14時頃、耳鼻科から診察が入った。

聴力検査の結果、まったく良くも悪くもなっていなかった。左低音部が中度難聴という感じだった。

先生曰く、このまま固定してしまうかもしれない。しかしもうできることはやっているので、どちらにしても月曜日に退院ですね、との事。
念のためMRIを取っておくことにしましょう、という事で木曜日の15時半に予約を取った。

2019年7月5日(金)

耳の状態

朝起きた時の状態は、まず耳鳴り。ただ、つまった感じはましになっている。
だからちょっと状態が昨日より変化している事になる。

耳鳴りはセミのような音で、両方から。機能までは左メインだった。

昨日から2Lの水ペットボトルを購入して飲んでいる。
量がわかるという理由なので、補充は給水器と思っていたが、
水はやわらかく飲みやすいので、これで100円なら買ってもいいと感じた。
よく職場で飲んでいる人がいるが理由がわかった気がした。

聴力アプリで測ってみると、昨日とは変化がなかった。低音部が35dbから45dbのあたりをうろうろしている。

今日のプレドニンは30mgだ。

ちょっと起きて動くと、やはり左の閉塞感は全くよくなっていなかった事に気づく。

2019年7月6日(土)

耳の状態

耳鳴りはセミのような音で、両方から。昨日と変わらず。プレドニンは30mg。

ふと気が付くとめまいがする。ふらふらするタイプのめまいだ。

吐き気はないが、あまたがグラングランする。立ち上がるとふらふら揺れている。
耳は話したときの反響が大きくなっており、ズキンズキンと痛いくらいだ。

昼になっても治らないので看護師さんに言うと、3種類の薬が処方された。

2本の注射と1本の点滴。薬の名前はわからなかったがめまいを抑える薬だそうだ。

眠くなく成分も入っているという事だったのでその影響なのか、13時から17時まで眠ってしまった。起きてみるとめまいはなくなっていた。

耳鳴りは変化なしだ。

2019年7月7日(日)

耳の状態

少し自覚症状はましになった気がする。

朝からプレドニンは30mgだ。

今日はめまいはないが、めまい用の点滴を13時から1時間開始。

耳鳴りはまだ認識できる程度に残っているものの、左耳の閉塞感があまり気にならなくなった。
というか、かなりましになった。

自分の声もほとんど響かない。換気扇の音がゴウゴウ響くこともない。

若干耳鳴り音で閉塞感が残っているかな、どうかな、という感じ。

そこで22時頃、スマホで聴力検査を行ってみた結果、なんと低音部が20dbまで回復している!

めまいを経験し、その薬でめまいが改善したが、その結果、聴力が復活したのか?

うれしい驚きだ。

もしくは、ストレスと正面から向き合おうとしたからしわよせがそちらに移動したのか?

2019年7月8日(月)

耳の状態

今日も昨日と同じ感じ。かなり軽くはなっているものの、閉塞感も0ではない。

耳鳴りは左だけになった感じもする。

全体としては自覚症状は、3割程度といった感じか。

プレドニンは20mgとなった。

今日の午前の診断で聴力検査の結果、25dbまでは回復してた!

先生はもう退院でもいいですよと言った。

なんだか久しぶりに晴れやかな気分となった。

ただMRIの予約が木曜日なので、入院期間中にしなければ医療費が大変だと言ったら、

今日できるかどうか聞いてみるとの事。

部屋で結果待ちの状態だ。

もう外出とか自由にしてもいいですよ、とのことだった。

2019年7月9日(火)

午後に急遽MRIの枠が空いたので検査実施。
結果、問題は見当たらなかった。
そして夕方にバタバタと本日夕方退院となった。

なんだか急に頭痛がしてきた。
日常生活に戻るのがなぜか億劫な感じで、ひょっとして体が拒否反応を起こしているのか。

2019年7月10日(水)

今日は大事を取って仕事は休んだ。

頭痛はかなりひどく、耳鳴りも一向にひかない。
聴力こそ元に戻ったが、自覚症状はまったく良くなっていない感じだ。

とりあえず少しづつ日常を取り戻していくのだが、ゆっくりひとつづつ、やらないとまたストレスにつぶされてしまうかもしれない。

2019年7月11日(木)

職場に出勤すると、誰も声を掛けてこない。

休んでいた事も気づいていないかのような反応だ。

MGは無視しているような感じで、こちらからご迷惑をお掛けしたと話かけても、
3秒経ってからゆっくり振り向き、ひきつった作り笑顔で「ああ」と一言だけ。

びっくりだ。

左隣りの同僚も、無視してきた。

こちらがあいさつのタイミングを求めてずっと顔を向けていると、待ってましたというか、仕方なしというかこちらに顔を向け、わざとらしく「おす」と言った。

何か思っている事を多分に含んだ感じだ。

この2名だけ、何か一物持っているのだろう。

2019年7月13日(土)

耳鳴りも一向に治る気配がないので、ネットで何か情報がないか検索していると、amazonで評判の良い書籍がヒットした。

レビューを見てみると、有酸素運動を勧める本らしい。
難聴は、酸素カプセルに入る治療もあるくらいだからわからなくもないと思った。

図書館にある書籍だったので予約をして本日借りて読んだ。

「薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療」高橋 正紘 著

読むと意外な内容だった。

有酸素運動の方法が書いてあるのではなく、低音難聴という病気が原因不明・治療方法未確立であることが理論的に書いてある書籍だった。

そして、有酸素運動による治癒実績が70%であることが示されていた。

有酸素運動は、1回1時間を毎日実施し、数か月、できれば半年継続すれば劇的に効果が確認できるとの事。また、やめてしまうと再発する事例も紹介されていた。

さっそく有酸素運動を生活に取り入れる決意をする。

2019年7月15日(月)

有酸素運動は、ジムで水泳か、24時間フィットネスでランニングマシンか、公園までランニングか、迷った。

水泳が一番しっくりくるが費用が月10000円程度かかるので保留。

ランニングマシンは、実際のランニングとの違いがあまりないのに費用が月7000円程度かかる。

とりあえずは公園までランニングを試してみる事にした。

実際にランニングを始めるにもウェアなど多少の準備が必要だ。

Tシャツと短パンは購入しないと持ち合わせがない。

スニーカー、イヤホン、ポーチ、は家にあるものをとりあえず流用することにした。

スパッツ、キャップ、サングラスは近々買い揃えよう。

5kmを1時間かけてランニングを開始。

さっそく太ももが筋肉痛になった。

2019年7月19日(木)

今日はひどいめまいが発生した。

業務終了後、事務所へ行くことになっていたが、夕方17時頃からめまいが発生。

21:30頃家に到着してもめまいは収まらず、うどんを食べるとやっと収まった。
ちなみに耳鳴りはずっと継続している。

何がきっかけでめまいが発生したのだろうか。

事務所へ行くプレッシャー、仕事が変に順調、空腹、の3つが思いつく事柄。

今後状況をウォッチしていく事にする。

2019年7月20日(土)

今日は耳鳴りが少ない気がする。

2Fの本で、難聴の左は人間関係で行き詰っている事を受け入れたくない気持ちがあると書いてあって驚いた。

昨晩は睡眠を多くとれたのも調子が良い理由の一つかもしれない。

職場の上司と話しができたのも調子が良い理由の一つかもしれない。

2019年7月24日

少し耳鳴りが残っているのは今までどおり。 耳の奥がゆらゆらしたり詰まった感じになりそうになったりするのも今まで通りで不安定さは残っている。 今日は午後いちに立ちくらみのようなめまいが発生した。 イソバイド が今日で終わりなのだが、本当に終わっていいのかと不安に思っていた事が影響しているような気がする。

2019年7月28日(土)

耳の状態

耳鳴りは継続している。左の奥がぶよんぶよんとしているのも継続している。
ランニングは今日で3回目だ。走ると気持ちいい感じはある。

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